ママちゃんは最強漬け。

マニアックに調べ上げるアーティストママちゃんの備忘録

自閉症男性のドキュメンタリー「ぼくと魔法の言葉たち」

子どもに発達障害がある二児の母です。

他の方々の成長過程や特性などを知りたいので、発達の問題を扱った映画や本などを見ます。

今回見たのはこちらの映画。

 

「ぼくと魔法の言葉たち」2017年

Amazon primeなどで観られます

eiga.com

 

自閉症により2歳から言葉を失い、6歳までコミュニケーションをとれなかった男性のドキュメンタリー。(お父さんの著書がもとになっているんですね!)

学校での困難、支援学校での生活、そしてガールフレンドができ、支援つき住宅(日本に沢山あってほしい!)で一人暮らしをして就職するまでを追っています。

 

「この子、自立できるのかな。。」

と日々悩み続けている親としては

(色々あるんだけども)そこまで来られたというケースを先取りで見られてよかったな、と思いました。

 

自閉症のお子さんのケースとして、まったく話をしてこず、言語を理解できているかどうかも分からない時期があるようです。

彼もそんな子ども時代を送るけど、親御さんが彼の大好きなディズニーアニメ映画を取り上げず毎日見させ続けていたら、そのうちそこから言葉の反復が出て、自分の言葉が出てくるようになったと。

家族もみな一緒に観ていて熟知してきたから、脇役マペットを使ってみたりとアイデアが湧いて、コミュニケーションが広がったという点も興味深かったです。

 

ディズニーアニメ映画は

・アクションが大きくてひとの言動がわかりやすい

・様々なシナリオがある

・人生に起こりうることがわかりやすく学べる

という点で、社会というものをやさしくインプットするのになかなかいいように思いました。

いわゆる学習教材よりもシナリオやキャラクターが練られていて面白く、1つの作品の中にも様々なことを考えさせられる点もよさそう。

 

見ている側は心配になはるけど、本人は本人でその世界に浸っていて別にいい。

けど、暮らしを共にする人も内容を共有し共感できることが望ましいように思います。なので、寄り添って鑑賞する人も一緒に楽しめるものを選ぶのは大切かなと思いました。

 

わたしは、自分の子どもが小さいうちはあまりテレビを見させないで育てていました。

「赤ちゃんにいいよ」って教えてもらった、モンテソーリ的な静かなビデオとか流してたんだけど、暇つぶしにはだいぶ限界があって、毎日つまんないな~と思って暮らしていました。


今振り返るに、細かいことにこだわらずに色々見せておいても別によかったろうな~と思っています。今思うに、あの静かなビデオは社会の刺激から乳幼児をしばらく遠ざけておくことはできるけど、ただそれだけのものであったし、遅かれ早かれ子どもはそういう社会と関わり合いながら生きていくもんです。