子どものメンタル改善にむけてスタンド「グルテン・フリー」が発動したよ、二児の母です。
(米粉をまいています)
今回は、グルテンフリー(小麦粉を使わない食)のために使ってみた粉もの食材について書きます。
最初のうちは、主食用パンをつくるときやフライ粉として、こちらのレシピ本に紹介されていた米粉2種類(製菓用米粉、パン用米粉)だけを使っていました。
小麦粉なしでかんたん、やさしい。お菓子とパン [ 桑原 奈津子 ]
そのうち、正直だんだん「またこの味か」って感じになってきました。工夫しても、米粉は米粉の味なんですよね。
米粉だけじゃない、香ばしい粉も使いたい。
「グルテンフリー 腸内環境」で調べたところ、食生活全般に言えることだと思うんですけど、「(米粉に限らず)何かに偏った食事はアレルギーを招く可能性がある」といったお医者さんの見解もあるんですよね。
参考:
副院長ブログ | グルテンフリーは良いけれど、注意することがあります | 長野県中野市の形成外科・美容外科・皮膚科・整形外科-たかはしクリニック
あまり神経質にはなりたくないんだけど、料理や食生活を楽しくするという意味でも、米粉以外の粉をいくつか試しました。
そんなに多くないですが、以下に記録しておきます。
米粉以外で試したグルテンフリー粉
とうもろこしの粉。フライパンで焼く肉魚や揚げ物の衣として使うと、香ばしさが出てけっこう好き。きっかけは、富澤商店で売ってたのを見てから。
ホワイトソルガム
イネの仲間の粉。うちは最初にこれを使ったおかしミックス粉で蒸しパンを作ってみたんだけど、正直ものすごくなんの味気もない感じだった。
余計な味がしないという意味で、乳幼児期に作るおやつとかにはいいのかも?
ひよこ豆粉
あまり売ってないのでネットで購入。揚げ衣に使ってみたところ、豆のもろもろした感じがなんとなくある感じ。
そんなにありがたみはなかった。
でもカルディで一時期売られていたパパドチップ(ひよこ豆チップス)はすごく好きで、ちょっと手間かけてスパイスも増やしてアラブ料理方面を開拓するんだったら必要そう。
きな粉
大豆の粉。きなこもちのイメージが高いので、あまり他のものに使う気になっていない。
そば粉
これでおいしくガレット焼けるかな?と試してみたのですが、ボロボロ崩れやすい生地で難しかった。そばがきとか、おそば屋さんにあるような伝統的な食べ方は知ってるけど、そんなに美味と思わないので、他のものにどう使えるか今後も研究が必要。
カルディで見つけたガレットミックスは、でんぷんや米粉などを混ぜていてグルテンフリーだし、いい感じに焼けるので好き。↓
いろんな粉を使ってみて感じたこと
長年ふつうに小麦粉を使ってきた身として
「小麦粉って、よくできてるな」
と思いました。
焼いたり揚げたり火を通したら、とても香ばしくておいしくなるのが小麦粉だったのです。
わたし自身は、素晴らしいベーカリーの全粒粉バゲットや専門店のベーグルが今でも好きだし、素晴らしい味だなと思っています。
でもグルテンフリーを続ける事情ができたので、家族みんなが主食としてがっつり食べる量を買うことはなくなりました。
どうしても食べたいときに「みんなでシェアして食べる」ぶんを買うようになりました。
つまり、小麦粉を使ったおいしいパンものを買う頻度も量も減りました。
それでもけっこう満足できています。
少量でも満足できるように、おいしいものを厳選しているというのもポイントかなと思っています。
また、グルテンフリーやるって決めて最初に、上記の粉ものをネット注文して手元にストックしておいたら、これまでの小麦粉製品を買い足す必要がなくなって、スーパー店頭でのおつかいがラクになりました。
例えばこういうやつ。うちではずっと買っていません。
- 天ぷら粉
- パン粉
- 小麦粉
- 麺ものいろいろ(うどん、パスタ、ラーメン)
- お好み焼き粉 などなど
主食のバリエーションが減るのはとてもさびしい思いがしたけど、
次に作る主食について「ごはん?パスタ?パン?どれにしよう?」と悩むことが減ったのは、はっきり言ってラクです。
ごはんを炊いておけば、和洋中といったテイストをどうするかで悩まなくなり、だいたい炒め物か煮物、そしてみそ汁で献立が決まるのでした。
ごはんにだって、チャーハンとか混ぜごはんとか色々バリエーションがありますから、「またごはんかよ」って絶望しそうになったらそれを思い出すといい感じです。
朝ごはんを炊くのを忘れたら、おもちをレンチンするとめっちゃ早く主食を出せますよ。