ママちゃんは最強漬け。

子どもの発達特性や不登校などの課題に寄り添うママの備忘録

ヒップホップの歩き方

自分の中の化学変化を楽しみたい、二児の母です。

 

「稼ぐための仕事が今はあるけど、自分はこっちに行く」と強く意識して絵を描くようになったら、仕事中も絵の作業中も、聴いている音楽のジャンルを、ガラッと変えたくなりました。

耳からも新しい刺激を得たい。

apple music で、自分が今まであまり興味をもってこなかったジャンルを聴いてみたら、思いがけない音やリズムが出てきて、なかなか新鮮。いい感じです。

懐かしんでスチャダラパーを聴いてたら、繰り返しやサンプリングによるグルーヴの作り方とかラップにその感覚が強くあって、もっとかっこよくてハマれるミュージシャンはいないかな?と興味をもち始めた折。

 

あまりテレビをつけないのに、朝のNHKニュースで流れたケンドリック・ラマー(ピューリッツァー賞受賞)のインタビューと、代表曲「Alright」。

釘付けになりました。

ヒップホップミュージシャンに対しては「ガラが悪くてジャラジャラしたアクセサリーいっぱいの黒人のひとが、何かしらに対するディスりをぶちまけている」イメージを勝手に持っていたのですが、インタビュー時のときの「ラマーさん」・・・そう、さん付けをしないとこっちの気が済まないような静謐さ。アーバンなシンプル寄りのファッションも、とても良くて。

また、この曲のポジティブさやキャッチーな言葉のリズムが素直に、心地よかったのですよ。

 

よし!ヒップホップを掘って聴いてみよう!

でもさー、タワレコとかのヒップホップコーナーに行ってみたとしても「全部押し」じゃないですか。一体どれから聴いたらいいのか、全然わからないよ!

 

自分は(勤務先である和食料理店が近所なこともあって)ほぼ徒歩圏内しか出歩けない、忙しい暮らしをしているので、人間関係も非常に狭くて限られているのですが・・・

 

しょっちゅう会う和食料理人さんで「ヒップホップしか聴いてない」うんと詳しいひとが、奇跡的にいました!!

 

短時間ながらいろいろ教えてもらえたので、そのかたのしゃべりを(アメリカの都市配置など自分がすっかり忘れてることだらけなこともあって・・・)まんま以下に載せておきます。

どれから聴いたらいいのか問題

ヒップホップと一口にいっても、例えば、LAとNYのヒップホップは全然違うからね。

ヒップホップミュージックが多出している都市は、

東の ニューヨーク(発祥だったり中心的)、フロリダ、

ニューオーリンズデトロイト

南(サウス)は メンフィス、

西の ロサンゼルス、マイアミ。とかね。

 

※地域の話を解説している参考サイト

[映画] マイクで成り上がるヒップホップドリーム『ハッスル&フロウ』

 

ちなみにNYの中ひとつをとっても活発なエリアが5つあって、それぞれ特色がある。

それぞれのエリアの黒人コミュニティも複数あるから、アフリカ系とプエルトリコ系でもまた特色が異なる。ちなみに後者は、スペイン語が入ってきて面白いところがあったりする。

最初の大きなムーブメントは、ざっくり言うと西の2パック・東のノトーリアスB.I.G(ビギー)の抗争によるもの。いがみあったけど、(若くして銃撃に逢う)最後の頃には一緒に曲を作ったりもしているんですよ。

 

(うーん、じゃあその二人のから聴いてみようかな・・・)

 (地域性がそんなにある音楽ジャンルだとは、知りませんでした。wikiなどでちょっと歴史を紐解けたりするので、興味をもてたエリアから攻めてもいいかもしれませんね。)

 

最近だと、レーベルというか集団として活動しているニューヨークのASAP(エイサップ)も面白いですよ。

 

英語だからわかんない問題

(メッセージ性の高い歌詞だから、それをわかった上で楽曲を楽しみたいし、そのほうが曲を好きになると思う。だけど残念ながら、聴いてすぐ内容が分かるほどの英語スキルがないんです!)

 

トラックありき、つまりその曲のリズムや音が好きかどうかで聴いてみればいいんじゃないですかね。

でもまあ、みんなそんな大したことは言ってないです(笑)。だいたいのヒップホップミュージシャンは、友達思いのいいヤツ。(笑)

 

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あまりにも幅広そうなジャンルなのでとっかかりが見えなかったけど、いくつかシンプルな指針を示してもらえて何よりでした。
こんどの秋からは大き目のフードトレーナーをかぶっちゃうかもしんない。いかしたヘッドフォンをしながらスーパーにおつかいに行きたい。こんな感じで。

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