むすめの物欲(レベル:小1)と日々戦う、二児の母です。
むすめが、またもや女の子向けテレビ番組の隙間に挟み込まれるおもちゃCMに触発されて「きらりんシールがほしい」と言い出しました。
「スタンダードセット」が高すぎることから、中身少なめの追加購入用「ジュエリーセット」を買ったのですが、それで充分だったよという話を以下に詳しく書きます。
スタンダードセットの内訳
おこづかい制を導入しているので、きらりんシールは自分で買って構わないよと話しましたが、お店が遠くにあるのでなかなか出かけられない。そこで、送料無料の家電店サイトで「きらりんシール」の販売バリエーションを一通り見てみると・・・
「基本のセット」をうたっているこちらが、まぁ高いこと。
小1における3000円強は、こつこつ貯めてきたお小遣いを根こそぎ奪う額。非情。
おかーさんがちょっと出資しようかと思いましたが、その前に内容物をよく見て「ほんとうにむすめ本人が一人でじっくりハマれるものか」「いらない付属品が入っていないか」を検討しました。企業の思惑どおりに、利益率が底上げされたものを買うのがイヤ。
まず、「一人でハマれるか(製作ステップを一人でやれるぐらい簡単か)」。
以前同様にCMから欲しがった「ドリームアーツペン」は、
- ペンから出る液がなかなかきれいに出ず、大人のチカラを借りないと仕上りがよろしくなかった
- 付属の小さいブラックライトを当てて、ペン液を固める作業が面倒くさかった
といったことがネックになり、フルセットを買ってあげたのに埃をかぶる結果になってしまいました。
きらりんシールは、パイロット公式サイトを見るに、台紙のシール表面にきらきらシートを当てて転写していくという作業がメイン。ステップの難易度としては大丈夫そうと判断しました。
次に、「いらない付属品が入ってないか」。
そのせいで高いのなら買いたくない。公式サイトを見るに、スタンダードセットの同梱物は以下。
- 本体(プラスチックのバッグ)
- ハート形の作業シート(シリコン製っぽい小さな土台)
- かわいい形のローラー
- かわいい形のシールはがしスティック
- レターカード3枚
- シール台紙1枚
- ベースシール3種類×2
- キラキラシート24種類
- ステンシル用シート3種類
「マジでいらねー」と思ったものを赤字、「うちにあるものを使いたいのでいらない」と思ったものを青字で示しております。(※超・個人の感想です)
ちなみにシール作りの材料となるもの(黒字)は流石に充実しており、ハマった子には、これだけあったらとても楽しいと思われます。
付属品の代替
上記赤字の品の値段を持ちたくないし、そもそもやってみて本当に楽しいかどうかを小ロットから判断したくなったので、むすめには追加購入向けの商品「ジュエリーセット」「どうぶついっぱいセット」を薦めました。
ちなみに、これらにはベースシート・キラキラシート・ステンシルといった最低限の材料しか入っておらず、600円ぐらいです。
むすめは、おこづかいで「ジュエリーセット」を買うことを選びました。
実際に「ジュエリーセット」から一緒に遊んでみて、スタンダードセットだけに入っているツールが無いのにどうやって使ったかを以下に記載します。
結果を先に言うと、ほんの少し発想の転換が要るだけで、まったく問題なし。
【本体(プラスチック製のバッグ)】
これがあれば、片付けた後も「ここにきらりんシールが入ってるね!」とわかりやすいし取り出しやすかろう。しかしうちでは、ジップロックで充分と判断。
シート系のものばかりしまうので、折れが心配ならばボール紙でも一枚入れておけばよいでしょう。
【ハート型の作業シート】
ベースシールは、1枚の大きなシートにたくさん入っていて、1つずつ抜き出せるようになっています。公式サイトの説明によると、加工したいベースシールをこのシートから抜き出して作業シートの上に載せましょう、というステップになっています。おそらく作業シートはシリコンなどの滑らない素材で出来ていて、小さなシールを乗せるとピタッと止まるようなものなのでしょう。
が、実際のブツを見るに、最初に抜き出しちまうから作業シートが要るんだよという構造になっています。シートから抜き出さないまま作業をすれば、手で押さえるのもラクですし、作業中にズレるような不安感もありません。
色(キラキラシート)をつけたいベースシールだけ、はくり紙を外して作業を行うという作りなので、シートに入ったまま作業をしても、周りの未使用のベースシールへの影響はありません。
【かわいい形のローラー】
要するに、ベースシールの上にキラキラシートを乗せて、その上をぐりぐり出来るものなら何でも良いのです。最初は口紅のフタを貸してあげてみましたが、指でぐりぐりするのが最もきれいに貼りつくことに気付きました。特にステンシルシートを使う場合は、細かい模様を隅々まで写すので、指でぐりぐりが最高です。
【かわいい形のシールはがしスティック】
つまようじで充分。しっかり尖っていて、ベースシールのはくり紙をめくりやすい。
こんな感じで、むすめが作るのを最初だけ手伝ってみたら、キラキラシートを剥がすとステンシルした模様がきちんと出てくるのが快感だったり。
なんだか自分も作ってみたくなり
ハハハン・・・(*´ω`*)
たのち~・・・(*´Д`)
つーわけで、いや~、良かったですよ。きらりんシール。(笑)
次は「どうぶついっぱいセット」を自分で買っちゃうかもしれない。