ママちゃんは最強漬け。

子どもの発達特性や不登校などの課題に寄り添うママの備忘録

うちのベランダ、侵略される

マンション住まいですが、ベランダがやたら広い間取り。そのぶん部屋は狭いながらもリビングから見えるところに緑を置いて楽しんできました、二児の母です。

 

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それなりにベランダ・ガーデニングの本も読み、四季ごとの景観と「なにか育てる楽しみ」、そしてくつろげる追加スペース。そういったものをベランダで育んでいこうと、縁台や大きなものも設置しました。

特に、造園業者にしつらえてもらった木製フェンスは、DIYや自分で設置できる「なんちゃってフェンス」よりも丈夫で満足度も高かったぶん、お金もかかりました。

通販で木製ラティスも買い、自分で塗ったり組み立てたりして手間もかけました。

 

が、わたしはマンション・ベランダーの方々へどうしても言っておかねばなりません。

「設置したものや、育ててきた植物を全て、ベランダからきれいに撤去しなさい」

というおそろしい辞令が、マンションの管理会社から、いつか来ます。

そう・・・

マンションの外壁改修工事です。

 

まっとうなマンション管理がなされている場合、10年に1度ぐらいの周期でそれは、やって来るもののようです。

 

どどどどどうしよう!!

わたしが持っているベランダ・ガーデニングの本には、「マンションだといつか全部どかすことがあるから、どかしやすいようにしとくといいよ」なんてことは・・・

うん。確認した。本当に書いてなかったからね!!

なんという罠か!!!!!!!!!

つる系のジャスミンやバラが好きならばゴインゴインに這わすといい、雰囲気を出す雑貨はでっかいやつでもドーンと置くといい、シンボルツリー(でかい木)を育てるといい、つまみはあぶったイカがいい。

そうやってね、ベランダーの夢を肥大化できるだけ肥大化させておいてね。

 

この春から初夏にかけて、すべてフラットにされましたから。

 

・・・片づけ、大変でしたよ。

植物(鉢)は、近所の親戚宅に空きスペースがあったので、自分で管理をすることを条件に工事中は置かせていただくことにしました。

蔓(つる)ものを育てていなかったのは幸いで、ちょこまかと小さめの鉢でいろいろなものを育てつつあり、数が増えて管理がたいへんにはなりつつありました。(鉢が小さいと、乾きやすいし)

数年かけて大きく育てたクチナシなどは「花の香りは最高だけど、しょっちゅう青虫との戦いを強いられるのがホントにヤダしな・・・」などと、改めて判断をして、身を切る思いで処分してゆきました。

改修工事は、自分のベランダ・ガーデニングの方向性を大々的に整理するきっかけにはなったように思います。

 

植物以外の大物、ラティスは自分で組んだものなので解体はでき、無理やり隅の部屋へまとめてあります。フェンスは大きく重量もあり、そもそも業者が組んだものなので「自分での片づけや保管はムリです」と工事業者へ泣きを入れてみたところ、あっさりと「こっちでうまくどかしながら作業をするから大丈夫ですよ」とお返事をいただき、無事に解決しそう。ヨカッタ( ;∀;)

 

そして現在はこんな感じ。

ベランダの内側まで足場が組まれ、おじさんやお兄さんがしばしば立ち歩いてお仕事をなさっています。

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作ってしまったローリエの大鉢や、料理などにしょっちゅう使えて便利なローズマリーの小木などは、無理やりリビングに置いた縁台の上へ、これまた無理やりに置いて育てています。

これはこれでリビングの景観が変わって面白かったし、当たり前ですが子どもたちがこれらの木の匂いをかいだりと、以前より興味を持ってくれているようです。

 

ただし、大鉢は大きな受け皿がなかなか売っていないため、じゅうぶんな水やりができないでいます。下から漏れない程度に、水をかけています。

 

それにもかかわらず、今月は新しい枝を伸ばし葉を増やしていました。

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流石ローリエ。ベランダーの友人はいつだって、丈夫な草木。

工事が終わる初夏まで、あともう少し。毎夏あつすぎるけど、今年はベランダを再構築するたのしみができるかなあ。