先月あたまに空手の昇級審査を受けたのですが無事に合格しました、二児の母です。
新しい級の帯は茶帯といい、暗黙の了解として
「ここからは、完全に上級者として見られるから。
稽古に来た時には、下の級の型ができないだとか、恥ずかしいことはすんなよ!!!!!」
という戒めが在ります。否応なく気持ちが引き締まります。
3年ほど、「茶帯への昇級審査を受けるのは無理だな」と諦めざるを得ないほど、子どもや家のことであわただしくしていたので、
茶帯をいただいた瞬間から延々と、嬉しさをしみじみ噛みしめている感じで。
そういう気分がベースとしてある中で
寒い季節となり、稽古のときだけ素足を出す生活へ。
夏場はつま先も日焼けをするから、素足でいても健康的で、なんの気にもかけてきませんでしたが
寒い時期の素足ってずいぶん白っぽくて、元気がない印象だなぁと思い・・・
女を気取りたいわけじゃなく、女ならではの楽しみかた、気合いの入れかたをしよかな。
と急に思いついたことがあって、近所のネイルサロンへ初めて足を運びました。
ネイリストさん「どんな風にしましょうか」
「変なことを申してすみませんが、
持ってきたこの帯と、コーディネートしたいんです」
偶然にもネイリストさんのお子さんが空手を習っており、茶帯のことをご存じだったので快く引き受けてくださいました。いや本当、失笑とかされなくてよかった・・・
基本的にネイルは滅多にせず、やってもシンプルなのが好きなので
帯と同じ色に足の爪をツヤッと塗っていただいたところで、また思いつき。
「帯についている道場マークを、ネイルに描いていただくことって出来ますか?」
ネイリストさん「はいできますよ」(何でもなげに)
フォワ~~~~~ッ!!!!!!!!!!
すげぇ・・・・!!!!!!!!
わたしは絵を描くときに、鉛筆で下書きをした上からガラスペンでなぞるんですけど
ネイリストさんが描くときは一発勝負。迷い線もなくキメてくる。
一番外側の白い部分とか、よく描けるものですね・・・
世の中には、さりげなく近所に職人が存在する。