ママちゃんは最強漬け。

子どもの発達特性や不登校などの課題に寄り添うママの備忘録

定規もいらねー!!!! エクストリームに作れるポケットティッシュケース

ポケットティッシュとは、街頭でいただくものを使うのが当たり前。

と思って今まで生きてきました。

 

長年やたらとため込んできたそれらは使いかけも多く、外側のビニールまでグシャグシャで。

「これ、いまいち清潔感ないし、ティッシュとして不便じゃね・・・?」
と気づいたので、意識してようやく使い切り、久しぶりにポケットティッシュのセットをお金を出して買ってきたんです。

まっさらの、誰も踏み荒らしていない新雪のような、外側のビニールまできれいなポケットティッシュ・・・!!!!!

 

小学生の息子が、朝にそれをポケットに突っ込んでゆくと、夕方帰ってきたときには、数枚しか使ってないのにティッシュ全体がグチャグチャになってる。あはれ新雪、見る影もなし。

そんな日が3日ほど続いた、週半ばの夕方、・・・ママンは静かにブチ切れていました。

 

今から速攻で、明日から使うティッシュケース作ったらぁ~~~!!!!!!!!!!

 

ミシンと家にあった材料だけですし、細かい計測もせずに形になりましたので、作り方をご紹介します。

 

材料

  • シーチング素材の布(模様のある面がツルツルしていてちょっと固いやつ)
  • バイアステープ
  • 手芸用接着剤(わたしは「裁ほう上手」を使ってますが、仮止めできるノリなら何でも良さげ)

作り方

  1. シーチング布の上にポケットティッシュを乗せて、出来上がりのケースをイメージするように、包み込みます。

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    こうすると布のサイズをだいたい把握できるので、包み込めた大きさで布をカットしちゃいます。あっ、横は縫うのでほんの少しだけゆとりを持たせてね?
    ちゅうちょするな!!!!たかがポケティケースだ!!!!!!!!!!
    (今回使った布がたまたま、犬が横一列に並んでいる柄。
    この柄に沿ってカットすれば、だいたいまっすぐに切れるので超ラクでした)

  2. ティッシュ取り出し口の長さ(=布の横幅)に合わせて、バイアステープを2本切っておきます。
    このテープを、ティッシュ取り出し口を包めるように、接着剤で軽く止めておきます。(表側はツルツルしてて接着剤つかへんけど仮止めやで)

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  3.  間を置かずに布を表にかえし、力でバイアステープを押さえ込みながら、ティッシュ取り出し口にバイアステープがくるまるようにミシンで縫います。

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  4.  布を再び出来上がりの形にたたみ、その縦幅に合わせてバイアステープを2本切っておきます。

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  5.  ケースの脇を縫います。(今思うに、4. はこれをやってからのほうが良いですね。)

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  6. (おまけ)ここで自分が劇的な間違いを犯していないか、ティッシュ本体をケースに入れてみます・・・。

    f:id:azarenia:20151127105658j:plainアホみたいに完璧だわ!!!!!!!! スッと入りフラットに収まる!!!!!  
    やっぱシーチングって丈夫!!!!!
    最初に実物を包んで布を切ったのが良かった!!!!!! そういやぁ写真が 4. からさかさまだけど関係ないねッ!!!!!!!!

  7. バイアステープの裏側に接着剤をつけ、ケースの脇を包みます。
    接着剤は仮止め的な意味合いなので間をおかず、3. と同様に、あの時に出した力を思い出しながらズレないようにミシンでここを縫います。
    ただし、縫い位置が 5. で塗った脇よりも極端にケースの内寄りに行かないように気を付けてください。ティッシュ入らへん。f:id:azarenia:20151127105933j:plainテープの両端は、どうせうちのぼうずがテキトーに使うもんだから切りっぱなしにします。縫った後、両端がちょっと出っ張っててもかまへん。
    (やりたいママンは、テープ両端を内側へ折りこんで、あとから端がほつれないように気を使ってもいいんやで・・・。)

  8. 先ほど縫ったテープの両端を、いつもやっているように、そう

    外ヅラだけの体裁を整えるように切ったら完成です。f:id:azarenia:20151127110502j:plain

こんな作り方ですが、うむ・・・。
非常にそれっぽい。

 

番外編(ケースの後ろにポケットを付けたい場合)

  1. ケースの出来上がりの形に布を折りたたんだところで、それに実際に合わせながら、ポケット用の布を切ります。ポケット口の上にはバイアステープをつけました。

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  2. 「こんな風になるはずや・・・。」というポジションでポケット布と本体を重ね、無理やり力で押さえこみながら、ケースの両脇をミシンで縫います。

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    ポケットが上になってる状態で縫わないとダメです。
    シーチング布は、重ねて縫うとメチャクチャすべる!!!!!(すべらないようにするにはベビーパウダーをはたくとか、紙を挟むといった小技もありますが今回は) 腹を決めて押さえつけろ!!!!!!!!!
    明日って今さ!!!!!!!!!!!!!!

  3. 何事もなかったように本体脇にバイアステープをつければ完成です。

戦いを終えて

シーチング布はすべりが良く、固さがあってかたちが崩れないのがいいみたいで、息子のデニムのポケットでも取り出しや収納が非常にスムーズなようです。
きょうも無事に新雪は守られています。

そのうちケース両脇のテープ端がほつれてきたら、透明マニキュア(またはトップコート)でも塗ってほつれ止めをしてみようと思います。