なかなか暇がない、と言った矢先に記事を書く。死後は確実に閻魔様に舌を抜かれるアザさんです。
前回のしょうもない日記にすら、まさかの☆をつけていただきありがとうございました。応援の☆と思って、今月のいろんなヤマを乗り切っていこうと思います。
さて
秋が大好きな理由の1つに、モンブランがあります。10月に入ると各パティスリーが一斉に、趣向を凝らしたモンブランの販売を始めるのです。
通年通して「妊婦じゃないけど酸っぱいもの倶楽部」(※妊婦さんは名誉会員とす。)総裁を務めておりますが、秋にはモンブラン調査団(リットン、的なニュアンス)の使命も帯びます。
本日、ふつうの形のモンブランには飽き足らず、お気に入りのタルト専門店「キルフェボン」に足を運んでみました。
モンブランのタルトがっ、・・・なんと2種類も用意されていました。選べません。
昼飯代をふいにして、というかこの2種を昼飯として購入し食べ比べてみたので、以下ご参考ください。
中央に挟まれた栗はラム酒漬け。一口目からラムの香りに包まれ、クリームや生地のチョコレート風味とたまに差し込まれてくるラズベリーの酸味で終始楽しくいただける1ピース。
わたしはお酒に弱くないため、ラム酒のアルコールがどこまで飛ばしてあるのか判別不可能。アルコールに敏感なかたは【モンブラン】のほうが無難かもしれない。
女子に例えるなら、おしゃれで軽快、ブラックワンピースと赤いパンプスのフレンチ系。
【モンブラン】(写真下)
生クリームのこってり感とグラッセした栗の甘味が、しっかりとやって来る。
生クリーム自体は淡泊にしてあるが、グラッセのために全体として甘味が際立つ。【チョコレートとラズベリーのモンブラン】に比べて「ほっこり」「素朴」な風合い。
タルト生地がブラックカカオでビター寄り、そこだけちょっとつまんでも美味しい。この部分が全体の引き締めになってるかというとそうでもなく、ひたすらどっしりした食べ心地。
女子に例えるなら、おさげとニット帽が似合う、足元はブーツで重めにまとめたナチュラル系。
【結論】
両者とも中の上部に入ったマロンペーストは同じ。その上下に挟んだクリーム・ラズベリーペースト・タルト生地の違いで異なる女子、いや個性としてまとめてありました。
両者とも、一般的なモンブラン・ケーキとは食べ心地も違いますので、お試しの価値はあると思います。
2つを食べ比べた結果、空いていた腹にすらズッシリ来て、今はもうモンブランがキライです。見たくもありません。ので、この2つのモンブラン・タルトのうち
どっちがいいかは、おすすめ、しません!!!!!!(アスカコーポレーションのCMふうに)