ママちゃんは最強漬け。

マニアックに調べ上げるアーティストママの備忘録

お誕生日通知に感じる気持ち悪さ。

長年SNSをやっています。mixiに始まり、次第にfacebookへ移行しました。

 

facebookに対しては最初から、機能UIのわかりづらさや不親切さ・いらん機能、何よりもユーザーがザツなアップデートをするようになる特性を感じており、

鼻もちならない奴だと思ってる。

 

その特性もあいまって、今一番わたしがモヤモヤする機能が「お誕生日通知」。

 

ふだん、自分の誕生日を大勢の人に祝っていただいているわけではないから、

通知をオンにする(誕生日を入力しておく)と、たくさんメッセージをいただけて、それだけでもとても嬉しかった。

 

そんなこんなのやりとりを続けて見慣れて、はや数年。

わたしはスマホじゃなくてPCからSNS全体を舐めるように見るタイプなので、
いろいろな人が、それも昔からお付き合いがあるし尊敬する人生の先輩とかが、誰のお誕生日タイムラインに対してもおんなじメッセージ(おめでと~。でサラッと終わりみたいな)をお書きになっているのを見つけてしまい。

「あああぁ。これって、すごくゲンナリ」

って気づいてしまった。

 

そのせいで

「わたしだったらね、誕生日のメッセージをいただけるんなら、一行でも構わないからその人がわたしにしか書けないことを書いてほしいの」

という欲に至りまして。

 

人付き合いが良くて繋がりが多いかたほど、「あぁ忙しい!けどなんか打っとこう」となって、そういうことをなさるように察する。

それは別に非難することではない、

 

けど、

同じメッセージを、わたしの誕生日のときにもいただいたので・・・

わたしは、facebookで自分の誕生日の項目をブランクにした。誕生日通知は飛ばさない。

なんかね、普段家族以外の人とは殆ど出会えない・話す機会もない寂しさをSNSでごまかしてるのかなとか、リアルの相手に対するネット上の距離感の矛盾や曖昧さとか、

いろんなモヤモヤを引っくるめて

「もう・・・たくさんだっちゃ!!!!!!!」

って思った。

 

(だってさあ、もらったお祝いメッセージに一つずつ返信かえしてる聖者みたいなかたいるじゃない。あの作業しんどいでしょ、「みなさんありがとうございました!」で充分だよ)

 

この機能はわたしの思惑にかかわらず健在だから、今日もまた

「今日は(facebookでしか出会わない昔~~の友人の)誕生日です!」

という通知が飛んでくる。

 

わたしは人の目を気にしすぎるくせに体裁を繕うのが不器用だから

全ての人に好かれなくてもいいと思おう、気を遣いすぎる生き方はもうやめよう、

ということにしたので、

 

長い間、「お互いに」さほど関心を持っていないであろう人、何も書くこと思い当たらないなぁという人には、メッセージを送らない。(そこで「おめでとう」ぐらいは送っておこう、となるのが前述の良き先輩達なのね)

なにかしら思い当たって一言書こうかなという人や、そういえば最近なんとなく思い出してたんだよなという人に対しては、そういう話を含めてクスッとしてもらえるような数行を考えて、送っています。

 

以上はあくまでわたし一個人の意見だし、あなたがもし反論したくなったとしても

それはあなたの一意見でしかないの。

お誕生日通知へのスタンスを見つめ直したり、SNSにおける人との繋がり方に関して考えを深めることにつながったとしたら、あなたの中に何か新しいひと滴が加わるかもしれないし、そうでなくってもいいのよ。

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