「妊婦じゃないけど酸っぱいもの倶楽部※」総裁としては、手元でフレッシュな酸っぱいものを食べる愉しみも得たいというものなのです。
マンションのベランダを賑やかすという点からも、ベリーの木を幾つか育ててみてきました。
赤いラズベリーは(甘いと書いてあったインディアンサマーでしたけど)酸っぱすぎ、
ブルーベリーは多頭飼い(2種類いっぺんに育てないと実付きが良くない)が面倒な割に、大きな木でないと実が足りず。
そんな「ほどほどの酸っぱさが欲しい」「管理がラク」「けっこう実がなる」という自分の嗜好が見えてきたところで、割と気が合うやつがブラックベリーです。
買ってきた年の初夏は伸びがすさまじくて、水だけやっとけばギャンギャンにつるを伸ばし、慌てて買ってきた頑丈な立て柵をあっという間に覆い尽くしました。
でもね~・・・
園芸本のとおりに冬越しをさせて(つるを三分の一ぐらいまで切って)2年目を迎えているのに、去年のような旺盛さが無いのね。
ちょろっとしか伸びない。
旺盛なやつだから、もしかしたら知らんうちに根っこが伸びまくっていたりして、鉢が小さくなってしまったのかもしれない。
鉢はテラコッタが、保水性も夏の鉢内暑さ逃しにもよさげなんだけど、
高いんだよ!テラコッタは!!
【結論】酸っぱいもの愛好家にとって必要なものは、環境のよい大地です。
また、ブラックベリーはつるが固いので、冬越しのために剪定した後から「つる伸ばして円柱形の柵に巻く」ようなちまちましたやりかたは、合ってない感じです。
無理やりきっちり曲げようとすると、バキッと折れちゃう。(でも折れた先も後から育ってきたりして、基本的に生命力強し)
農園の画像をみてみたところ、もっとダイナミックに、例えばフェンスに平たく這わせっぱなしに育てるほうが、つるも傷めずよく育つ気がします・・・
本来の豪快な気性を理解しきれずに小さく育ててしまったアタシは、ブラックベリーの親として失格です。
愛=理解 ってこれか!!!!!!
さらにもっとヒドイことを書きますと
ベランダガーデナーとしては
「毎年、新しいブラックベリーの苗を買う」
が、実付きの良さおよび鉢購入面から考えても、コスパの良いやりかたなのかもしれません。
※妊婦さんは名誉会員とす