日差しもいい季節になったので、
「そうだ、ベランダにハンギングバスケットをぶらぶら吊ってみよう」
と思ったのです。
園芸店に行ってみると、鉄製のオシャレでシャビーなバスケットがたくさん揺れていました。
ただ、根つきの植物を宙づりにするということはつまり、中の土が乾きやすいのです。
ワイヤーのフレームをヤシマットで覆うタイプよりも、土全体をきっちり覆うことで水分の蒸散が少ないであろう、プラスチック素材の鉢型バスケットを買うことにしました。
あと、・・・まぁこれは後付けの理由だけどね・・・
刑事さん、そっちのほうがむっちゃ安かったんです(自白)
こういう、吊り下げ部も含めて全部が白いプラスチックで出来てるやつです。
安いほう買うくせに、プラスチック鉢の、ツルッとした安っぽい質感がイヤです。
製品としては、ミニマムな形状およびコストでよくできていると思う・・・
だが!!!!! ツルッと日差しを反射してる感じが憎い!!!
あれが毎日ぶらぶら吊り下がってるのを見て暮らすのは、耐えられんよ!!!!!
(※きわめてマニアックな一個人の感覚です)
ベランダの白いフェンスやアーチに合うような、ナチュラルな方向になるように
いじってみました。
遠目だと、なかなかいい感じです。
これ、鉢の表面に何をしているか、すぐ見てお分かりになるでしょうか?
昔、プラスチック鉢に同様の衝動を感じた際にペイントを施したこともあるのですが、塗料系は(表面がツルッとして引っかかりがないため)乾くと、ペロリととれてしまいやすいので・・・
白いマスキングテープを巻いてあります (*'▽')
ここまで寄ると、MUGO・・・ん、安っぽい(≧▽≦) @工藤静香
ただしリビングに居て、ベランダの離れたところをぶらぶらしてるのを眺めているぶんには、テープの境目などまったく見えません。
ちょっとした陶器?って言ってもらえる・・・かも・・・
鉢が丸みを帯びているので、テープを巻くときに少々シワ寄らせざるを得ないのですが、そのシワがプラッチックの「ツルッと感」をなくして、新しい質感を生み出していますね!(後付けの天才)
趣味でガンプラの塗装などをやっているかたなら頷いて頂けるかと思うんですが、適度なヨゴシ・ざらつき感を加えることで、作品に厚みやストーリーが生じるんです。
大事なことは全部ガンプラから教わった。
また、吊り下げパーツは簡単に外れるので、麻ひもに変えてみました。
麻ひもは、好きな高さになるところでテキトウに縛っており、余ったひもはそのままぶらぶらクシャッとほっといたら、それはそれでよい具合。
(わたしのような手抜き派でない、真の手芸ママンなら、バッグみたいに編んだ麻ひもで鉢カバーを作って吊り下げるのもよさそう!)
今回は無地のマスキングテープを使いましたが、柄つきのテープを使ってもいいでしょうし、テープの上から落ちない画材(油性ペン、アクリル絵の具など)で好きな柄を描くのも楽しそうですね。
ナチュラルとは、整いすぎているものをゆるやかに崩す作業と見つけたり。
※今週のお題「これ、うちのおかんだけ?」