お酒を愛するアザさんには「聖地」と呼んでたびたび巡礼に出かける素晴らしい酒屋さんがあります。
本年一発目の巡礼では、店長さんに「これは是非持ってって!」と言われたことも重なって、タイトルのお酒を衝動買いしました。
梅酒じゃないですもの、梅・原酒ですもの。
「漬け込んだ梅の実から出るしずく、集めちゃいました」
ですって・・・
工場で甘栗むいちゃうのとはワケが違う!どんだけ~~~!!!!!!
青梅の香り、あのほんのり苦い味わいまでそのままに凝縮。
アルコールは17度ほどもあるので、かなりグッと来ます。ロックで飲むのも美味しい。
梅酒といえばきときとベットリに甘いものをつい連想してしまうので、これだけちびちび呑んでるとなんか物足りず寂しくなってしまう未熟な、そう、まさに青梅のようなアザさん。(うまいこと言えなかったのでタコ殴りの刑)
そういえば鳳凰美田の「ゆず」を呑んだときにも同じ間違いは犯しました。
ここのリキュールが甘いのは、素材が甘いときだけ。
(「もも」「いちご」とかをまだ呑んでないんですが、さぞかしその果実ならではの甘さがあるに違いない・・・あぁあ・・・)
で、野生のカンで年末からとっておいたシュトーレン(いちじく多め・くるみ入り・スパイス風味・周りは白い粉砂糖の焼き菓子)を薄くスライスして合わせたら、
美味しかったです(*´ω`)
それにしても、(おそらく相当な)手間暇かけてしっかりと作られているお酒が、一升瓶でも2000円台で買えてしまうなんて、本当にお手頃です。
こういう出会いがあるたびに、酒屋の店長殿に
「ここに来れば、いいものが必ず見つかるんだよ。足を運ぶかい?」
と、お酒を愛する者として心意気を試されているような気までしてきます。
ちなみに、瓶に新聞紙を巻いて紫外線を防げば、度数が高いおかげで夏場でも常温でイカレないそうなので、大事に呑もうと思います。